スーパー・ササダンゴ・マシンは会社役員!煽りパワポや炎上がヤバイ!

今回は、非常にインパクトのある名前のスーパー・ササダンゴ・マシンについて。
何やらスーパー・ササダンゴ・マシンが「会社役員」だとか「新潟大学出身」だとか言われているようですので、謎に満ちた(満ちてない)彼の素顔に迫ってみたいと思います。
というわけで早速どうぞ。
スーパー・ササダンゴ・マシンは何者なのか?
せっかく「スーパー・ササダンゴ・マシン」って名前がついているにも関わらず、Googleで名前検索すると正体が一瞬でバレてしまうという悲劇。
まずはこちらをご覧ください。
一瞬、「あれ、別人調べたかな?」って思ってしまいますが、経歴のところを見るとマッスル坂井さんがスーパー・ササダンゴ・マシン(打つのが面倒くさい)である事が判明します。
スーパー・ササダンゴ・マシンは新潟プロレスに所属するマスクマンであり、その名前の由来はまさしく新潟名物である「笹団子」。
名前の由来は新潟名物笹団子とスーパー・ストロング・マシンをかけたもの
引用元
「スーパー・ストロング・マシン」というのはプロレスラーの平田淳嗣さんが名乗った事のあるリングネームらしく、平田さん自身は元々は「ストロング・マシン」と名乗っていたようです。
ちなみに「マシンシリーズ」も名前が色々あるようで、平田さんが名乗ったものだけでも
・ザ・ストロング・マシーン
・ザ・ストロング・マシーンNo.1
・ストロング・マシーン1号
・スーパー・ストロング・マシーン
・スーパー・ストロング・マシン
・スーパー・ストロング・魔神
・スーパー・ラブ・マシン
・ブラック・ストロング・マシン
と多数あり、何がなんだか分かりません。
平田さんは若松市政(元プロレスラー、政治家)が率いていた「マシーン軍団」というプロレスラーチームの一員であり、ストロング・マシーンは2号から4号までいます。
それ以外にも「ザ・ゴールデン・カップス」というプロレスユニットには
・100%マシン
・150%マシン
・200%マシン
とか色々いますし、言ってみれば「○○マシン」というのは非常にプロレス界にとって馴染みのある名前なのかもしれません。
マッスル坂井さんが隠さずに名乗っているスーパー・ササダンゴ・マシンも言わば、ストロング・マシンの亜種って事ですね(笑)
マスクやユニフォームもストロング・マシンを意識している事が上記画像と比較して分かるかと思います。色は笹団子をイメージした緑色ですね。
スーパー・ササダンゴ・マシンは名前こそ隠しているように見えますし、一応覆面もしているんですが、その正体を隠す気は全くありません。
そもそもせっかくマスクマンなのに頻繁にマスクを脱ぎますし、選手や関係者も「坂井」って呼んでるらしいですからね(笑)
Twitterもやってるんですが、私が確認した時点ではこちらのツイートがトップで固定されていました。最後でマスク脱いでんじゃねぇか……。
ササダンゴマシンのプレゼン講座DVDは、アマゾンやササダンゴ商会で好評発売中ですよ。https://t.co/OlQliOZ8rW ←お求め安い価格。 pic.twitter.com/jetc4Xn9RK
— スーパー・ササダンゴ・マシン (@abulasumasi) 2016年5月1日
スーパー・ササダンゴ・マシンの「煽りパワポ」
上記のツイートからも分かる通り、スーパー・ササダンゴ・マシンは「スーパー・ササダンゴ・マシンによるコミュ障サラリーマンのためのプレゼン講座」というDVDを販売しており、そのプレゼン能力の高さに定評があります。
元々はマイクパフォーマンスとしての「煽りパワポ」の面白さに定評があったわけですが、それがDVD講座の発売までいくとは……。
ちなみに実際の煽りパワポは動画でも確認できますので、興味があれば是非ご覧ください。
とりあえず、「垂直落下式リーマン・ショック」は天才だと思いましたwww
もちろん他にも煽りパワポが用意されています。こちらは桜庭和志さんとの対戦時の煽りパワポ。
冗談みたいですが、パワポの中に「桜庭和志に勝つ方法」として出てくる手順の内の1つがこちらになります。
桜庭さんはプロレス界における大資本家なので、リーマンショックを仕掛ければ勝てる。
でもリーマンショックをかけるには転ばすしか無いので、そのためにバナナの皮を使う。
……という、超絶理論が大真面目に展開されています。やっぱり天才だと思います。
スーパー・ササダンゴ・マシンは心臓疾患で一時期プロレス活動(のみ)を休止していましたが、2017年5月28日に復帰戦に登場。
復帰戦のパワポもあります。撮影オッケーの興行だったそうです(笑)
というわけで、今後の活躍が色々な意味で見逃せないプロレスラーですね。
スーパー・ササダンゴ・マシンは会社役員?
さて、スーパー・ササダンゴ・マシンのTwitterプロフィールを確認すると、こんな風に書いてあります。
謙虚な覆面レスラーです。目立たぬように、はしゃがぬように。坂井精機/DDTプロレスリング/松竹芸能のどちらかにいますので、用途に合わせご連絡ください。 映画『俺たち文化系プロレスDDT』。レペゼン東区。
「坂井精機」……正体がマッスル坂井なので、いかにも関係がありそうな名前ですね。
というわけでググってみると、どうやら坂井精機株式会社は新潟県新潟市にある会社のようです。マッスル坂井さんの出身地と一致しますので、どうやらこの会社のようです。
そこで、新潟市の地域情報サイトの企業訪問レポの記事を読んでみると……。
対応してくださったのは、
専務の坂井良宏さん。
専務!!
普通の会社員のおじさんに見える!!
とりあえず、確かに会社役員だという事が判明しました。名前もWikipediaの本名と同じですし、本人も別に隠してませんしね。
坂井精機の設立は1952年(昭和27年)。
2017年現在の代表取締役の名前は坂井良夫さんという事で、スーパー・ササダンゴ……いえ、マッスル坂井さんのお父さんでしょうか?
インタビューによるとスーパー・ササダンゴ・マシンは平日は普通に朝8時から夕方5時まで工場で専務取締役として働いているらしく、週末にプロレス興行に参加しているんだそうです。
ある意味、仕事の休日に別の仕事をやっている事になるわけですが、何ともタフです。
と、やはりお父さんが社長でした。
ササ:40名ですね。祖父が創業し、父が社長を務めておりまして、自動車部品やデジカメ、医療用部品など様々な分野の金型を生産しています。
スーパー・ササダンゴ・マシンは実家の坂井精機の業界の低迷を改善すべく、新潟大学大学院技術経営研究科に入学したわけですね。
恐らく新潟大学大学院で学ぶ中で経営や経済に関する知識を深め、それによってスーパー・ササダンゴ・マシンのプレゼンにも謎のリアルな深みが生まれる事になったんだとは思いますが、意外にも素顔のプレゼンは苦手とも語っています。
ササ:去年までの2年間で、卒業に必要な単位は全て取ったのですが、最終的に事業計画書を提出しなきゃいけないんです。紙で30枚くらいの内容と、5分間のプレゼンなんですけど、それが提出できなくて。結果的にあと1年延長になってしまったんです。間に合わなかったというか…たった5分のプレゼンなんて、この1年間、さいたまスーパーアリーナだの、両国国技館だの、いろいろな舞台で何十回やっただろ!って思うんですけど…。本当にそれだけはできなかったですね。なんかもう、本当に俺、ササダンゴの世界でしか生きていけないのかなあ。素顔だとプレゼンできないですからね。
引用元
こう見ると、煽りパワポとかは完全にふざけてますが、ご自身の会社の経営だとか業界全体の発展だとかって辺りには凄く真剣なんだなぁ……と思います。
きっと「リーマンショック」はプロレスの発展の為に重要な役割を果たしたんです。
スーパー・ササダンゴ・マシンのTwitter炎上について
最後に、Twitterでの炎上ツイートについて。
具体的にはこちらのサイトに経緯がまとめてあるので参考にしてもらいたいんですが、一言で言えばこちらの(現在では削除された)スーパー・ササダンゴ・マシンのツイートが発端として起こった騒動です。
>スーパー・ササダンゴ・マシンTwitter炎上の記録と検証
(ただし上記記事の主張も一面的な見方に過ぎませんので、意見を鵜呑みにはしない方が良いと思います)
「世間ではプロレス好きの女子(プ女子)だなんだと騒がれているが、彼女たち大してお金を落としてくれているわけではない」
という事を言っているようです。
ただし当然こんなどストレートな言い方をすれば当の「プ女子」どころか、プロレスファン全体からの反感を買ってしまいます。
結果として割とすぐにこのツイートは削除され、DDTからはお詫びメッセージが。
この度、スーパー・ササダンゴ・マシン選手がTwitterで、DDTの信用を著しく貶めるような誤解を招くツイートをおこないました。
また、弊社代表取締役社長・高木三四郎は当該ツイートを不用意に拡散し、それがDDTの総意であるかのような誤解を皆様に与えてしまいました。
株式会社DDTプロレスリングとしてはこの件を受けて、ササダンゴ・マシン選手の9月分参戦大会のギャランティーを50%カット、高木三四郎の9月分報酬を20%カット致します。
ファンの皆様には今回の件でお騒がせしたことを深くお詫び申し上げます。
引用元
9月大会のギャランティー(出演料)が50%カットされてしまっています。oh……。
多分、この発言をした裏側にはスーパー・ササダンゴ・マシンが実際にプロレス観戦者からデータを取って、それをその他の統計的なデータと併せて出てきた「客観的事実」があるんだと思います。
どうやって彼がデータを集めたかは私は知りませんが(アンケートとからしいですが)、
・最も消費が大きいのは30~40代の男性
・プ女子は平均的にあまり消費、支出していない
・女性よりも男性の方が出世する傾向がある
というのは差別的な見方でも偏見でも何でも無く、「そういう統計データがある」という事だと思います。
スーパー・ササダンゴ・マシンの上記のツイートを見てミソジニー(女性蔑視)だとか性差別だとか言ってる人もいるようですが、「客観的なデータ・事実」と「単なる個人的な意見」は別物でしょう。
現代日本で女性よりも男性の方が出世しやすいのは単なる事実。
女性差別の肯定とは何の関係もありませんし、スーパー・ササダンゴ・マシンは自分ができる現実的な手段でプロレス界を支えようと考えただけでしょう。
ただその表現方法として「お客さん=お金」みたいに言った事が極めてまずかったので、結果として色んな人を敵に回しちゃったわけですが。
まあ、上記のツイートも
「どうやったら相手の心に響くプレゼンができるか?」
という対談の中で話された内容が元になっていますので、言ってみれば「私の煽りプレゼンのターゲットは30~40代の男性です」って言ってるだけではあるんですが。
ネットでは言葉に気を付けないといけませんね!怖い!
というわけで、そんな小難しい話は置いといて、「垂直落下式リーマンショック」の実演動画をご覧ください(笑)
15分手前ぐらいから再生すると良いと思います。
それでは!
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